愛媛県松前町の住民らがベートーベン作曲の交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」を合唱する年末恒例の「第九演奏会」が23日、同町筒井の松前総合文化センターであった。小学生から80代までの約180人が歌声を響かせ、観客を魅了した。
町内の合唱団の指導者やピアニストらでつくる実行委員会が毎年開いており8回目。3合唱団と公募のメンバーが、7月から月2回以上練習してきた。
23日は、伊予高校吹奏楽部顧問の長谷川公彦教諭の指揮で同部の演奏に合わせ、住民らが迫力ある声で歌い上げた。ソリストとして同町出身でイタリア在住のソプラノ歌手藤岡葉子さんらも出演した。